文
□アカイ 熱
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―やっぱ好き
これだけは どうしても
変えらんない
アンタがどんなに研究熱心で俺の事 眼中になくても
突き放されても
でも やっぱ 俺は
― アンタが 好き ―
たぶん 病気
俺は アンタなしじゃ生きらんない
―アンタはそうじゃないだろけど
「調子のんな糞ガキ」
あぁ やっぱ
その 何か企んでそな笑い方とか
強引に自分に引き寄せて
噛り付くよな キスや抱擁に
――俺は たまんなくなる
「ふぁっ…あ、こさっ…」
角度を変えて吸い付かれる合間に洩れた俺の聲に
ニヤリ アンタは満足気に笑って
「お前ばっか好きだと思うなよ?」
俺の最高にスキな
その低い声音で
囁いたんだ。
終.051208
乙女修ちゃん(殴)
阿近さんに囁かれたら腰砕け★それだけでイケちゃいます(卑猥)