Dream of sea

□ONE?
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ザザーーン…
   ザザーーーン…。
ガコンッ

ある船が27GRに停泊した。
 
トン…。
 
「? 船長ー。どこに行くんスか?」
 
『あぁ?… コーティング職人を探してくる、じゃねぇと魚人島に行けねぇだろ…』
 
「いや…そっスけど、なら50番GRに停めたほうが…。」
 
『まぁ、普通はそうするな…』
 
「え? んじゃ、海軍の目をしのぐためっスか??」
 
『違ェよ…。』
 
「「「「は?」」」」
 
『まっ…その辺はまかせとけ、知人がいんだ』
 
ゼルがそう言うと、クルー達は皆同じく首を傾げた。
 
『フッ…ほら』ポイッ
 
「へ?」 ガシャ…。
 
それを見て、何かを投げる。
 
「ちょっ! 船長!!」
 
『軽く、200万ベリーは入ってるだろ…好きに飲み食いしやがれ(笑)』
 
そう聞くと…
 
「「「うおおおぉーー!!!
船長太っ腹ーー!!!」」」
 
『…(笑) いいか、てめぇら、俺はこれから3日は帰ってこねぇだろ、その間に海軍に見つかったり、騒ぎ起こしたら承知しねぇぞ!!!』
 
「ぶわはははははは!!」 
「船長!その言葉そのままそっくりお返しするぜ!!」
 
「ヒャッハッハッハッハッハッ!!!」
 
「違ぇねぇ!」
 
「ハッハッハッハッ!!」 
どうやら、クルー達はもう浮かれ気分なのか、騒がしくなってきている。 
『フッ…』
 
だが、それを見て安心したのかゼルは歩き出す。 
『…! あぁ…そうだ、お前ら、俺ら海賊の゛暗黙の了解゛のほうも、忘れるなよ』
 
「えぇ、そりゃあ、もちろん」
 
一人のクルーがそう告げる。
 
『あとは、頼んだ』
 

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