Dream of sea

□Three?
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13GR。

『……。《誰もいねぇな…どこだ?》

やはり、内心でぶつぶつ呟きながら歩いていた。そして漸く見つけた。

[シャッキー'SぼったくりBAR]

『ネ…ネーミングセンスが…。』

ぼったくる気まんまんのバーが目の前に…。

カラン カラン…。

『邪魔するぞ−…。』

そして、中にはいると…
「あら、いらっしゃい …! あれ? もしかして…ゼル?」

『久しぶりだ…シャッキー』

「本当ね。 あれから3.4年はたったもの(笑)」

『そんなにたっていたか?』

「そうよ(笑)」

『ほー。』

「まぁ、立ち話もなんだし、 どうぞ、座って」

そう言われ店の中にある椅子に座った。


「ゼルも、此処に来たということは、¨新世界¨に行くのね」

『あぁ、そのためにレイリーを探してたんだが』
「あら残念、いまレイさんはお出かけ中よ」

『だよな…。どのくらい帰ってきてないんだ?』
「そうね…。 かれこれ半年は…ずっと留守のまま」

『好きだなぁ、レイリーも…』

「あら、あなたもひとのこと言えないでしょ?」
『は?』

「お兄さんそっくり、その性格も(笑)」

『似てねぇよ…』

「そうかしら? さっき騒ぎ起こしてきたくせに」
『もう情報がとどいてたのか?』

「見てたもの(笑)」

『年寄りってのは、どうしてそうゆうものが好きかね…』

「フフフ」

『まぁいい…とにかく、ここには居ねぇようだ…』

「? どこか探しに行くの??」

『あぁ、それと…挨拶にな』

立ち上がり、扉の方へと足を進める。

「そう」

『もし、レイリーが帰ってきたら…言っといてくれないか?』

「コーティングのことね…わかった…言っておく」

『どーも』

パタン…。

そうして、この店を出て行った。

「フフフッ あの子も、私達に近づいてきたみたいよロジャー…」
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