Dream of sea
□Four?
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27番GR 停留所…。
カッ カッ カッ カッ
『……?[やけに静かだな…]』
ゼルは24番GRから船を停留している地点に戻り甲板にあがった。
「あっ…船長…」
「はやかったな…いつも以上に」
『…(怒) なんだ?コイツら?』
船の甲板の上に男が4人ほど、その中に一人なぜか例外が…。
『ん? このマーク…』
その者の服を掴み上にもちあげる…。
『……。[海賊…か?…]』
「…っ−−−!!!」
ジタ バタ…。
『あんまり動くと落っことすぞ?』
それを聞いたそいつはピタリと動くのをやめて俺を睨む
『(カナヅチじゃねぇ限り落としてもらった方が逃げられる気がすんだが?)』
『後の奴ら殺さない程度に殺してそこら辺に投げとけ、俺ちょっくら散歩に行ってくるわ』
そうニヤニヤしながら言った
「いやいや訳わかんねーッスから!」
「=半殺しだろ…」
「なんて回りくどい」
「しかもあの船長のニヤつきなんかあるな」
思いっきり聞こえる声で言われているがゼルは全く気にすることなく海賊を抱え船のはしに飛び乗る
「で?船長、どこまで行ってくんだ?」
「行き先くらい言ってってくださいよ?俺らがあの人たちに怒られるんスから…」
『ハートの海賊団とこ』
そう言って飛び降り海の中へと消えた
「………………今なんて?」
「ハートの海賊団…」
「え?ルーキーんとこ?」
「自殺行為じゃねーか船長」