Dream of death
□弐.
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藍「急な会議ですまないね。今日は、諸君に合わせたい者がいるんだ…」
藍染惣介は自分の目の前に座っている十刃達に軽く説明した。
藍「まぁ、おそらく見かけた者は、ほとんどいないだろうね…なにせ、彼を見つけることは難しい…」
他の者達は、一言も喋らずにその話を聞く…。
藍「まぁいい、とにかく紹介しよう 入っておいで…」
そう言って、扉が開く。
ガチャン ギィィィィィ…。
一同「!!!!!」
扉は開いたものの誰もいない。 だが…
プスッ チュ〜〜〜〜〜〜
一同「!!!?」
何かを飲む音が聞こえてきた。
チュ〜〜 ズズッ ズズズズズズ ズッ…
『君は随分青い髪をしていますね…』
グ「!!?」
音が消えたかと思えば、グリムジョー・ジャガージャックの隣にあの黒づくめの男が牛乳パックをくわえて立っていた。
『はじめまして。』
短い挨拶をし、藍染の隣に立つ…。
『黒那岐 鐘です。 よろしく…』
そう名乗る。
藍「わざわざ、それを飲む時間をつくったのかい?」
鐘「飲む前に扉が開いてしまっただけです。」
藍「そうか…」
鐘『…飲みますか…?』
藍「いや、遠慮しておくよ」
軽い会話を交え、藍染は本題に入る。
藍「皆、彼のことはたのんだよ。ここに来てまだ少ししかたってないからね(笑)」
一同「………。」
藍「彼のこと… グリムジョー…君に任せるよ」
グ「【チッ…面倒くせぇ】 …はい」
藍「話は以上だ、皆各自自宮に戻ってくれて構わないよ」
こうして、会議は終了した。十刃の者達は、各宮に戻っていく、鐘はまた新たな牛乳をくわえ飲みはじめた。