Dream of death

□四.
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……。

「…〜!!」


……。

「…〜〜!!!」



『……?』

「…き、〜!!」

『ンム〜…zZ』

「(プチッ#) お、きっ…ろぉぉぉおおお!!!!」

『!?…ムッ?!』

すやすやと静かに寝ていた鐘に誰かが叫んだ。

『…? フム〜… あっ …おはようございます、グリムジョーさん』

やっと起きた彼は声の主に挨拶をする

グ「[っの野郎(怒)]」
軽く息が切れているグリムジョーは余程の大声で叫んだらしい

『今日もいい天気ですね』

そんなのはお構いなしでしは外を見上げる

『グリムジョーさん…今日は暇ですか?』

グ「あぁ?』

『少しお相手してください』

そう言って、白と黒のプレートをみせる

グ「?」

『チェスです』

グ「……。」

『やれば、わかります楽しいですよ?』

グ「てめぇがだろ…」

そんな事を言いながらもそれに参加する事になった。







‡‡‡‡







カツン…。 カッ… カッ…

カ…ツン…。

二人がいる部屋は静寂に包まれていた…
そこには、チェスのコマを動かす音しか聞こえない…。


カツン…。

グ「寝起き早々よく頭が回るもんだ」

呆れて肘をつきながらグリムジョー言う

『チェスは俺の趣味なんです』

グ「てめぇの趣味に付き合わされてんのか俺は…」

『そう、言わないでください(苦笑)』

何故かチェスをしている彼らに他愛もない会話がうまれる

カッ…

グ「あっ…てめ!」

話をしているうちにグリムジョーは鐘のコマに己のナイトを取られる

『そう言う、ルールですので』

グ「…イラッ…」

そう言う、鐘に苛つきを感じ考え込んでいるとき


ドカァァァアア!!!!!



部屋の壁をぶち抜き二人の人物が飛び込んできた

グ「!?」

『イールフォルトさんに、ディ・ロイ…さん?』

それを見た鐘は二人に声をかけた

グ「何してやがんだ、こんなとこで」

ディ「い…っつ〜 違うイールフォルトが悪ぃんだよ! 俺のお菓子勝手に喰うから」

グ「は?」

イ「早く喰わないお前が悪い」

ディ「てめぇが食わなきゃすんだことだ!!」

すごく、どうでもいいことで二人は喧嘩していた
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