AngelBeats!のファイル

□死んだ世界戦線
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二人が向かった先は校長室

日向に続いて室内に入ると少女計六人の顔が一斉にこちらを向く

日向「おーい、また一人来たみたいだぜ?…ってこんだけしかいねぇの?」

「アンタと違って皆忙しいのよ、って言うかどこ行ってたの?」

日向「新人連れてきたんだよ。ガルデモが居るってことは今日はトルネードか?」

「そ、だからその打ち合わせ」

日向が話している間、梅崎は入り口近くの壁にもたれ掛かりその様子を見ていた

「ち、ちょっとぉ〜…」

「いいじゃんいいじゃん、あの〜」

梅崎「ん?」

そんな梅崎に興味津々といったように話しかけるオレンジの髪を長く伸ばした少女とその影に隠れるようにしている薄い紫色の髪の少女

「あなた…誰?」

梅崎「…梅崎だ、訳も分からんまま連れられて来られた。アンタらは?」

「私関根!で、こっちの畏縮しちゃってるラブリーガールがみゆきちこと入江たんでっす!」

関根が自分の後ろに隠れる入江を梅崎の前に押し出す

入江「ち、ちょっと!しおりん!?」

梅崎「…で、ココに居るって事はあんたらも…死んでるのか?」

関根「うん、じゃないとこの世界にいないよ?」

しれっと言ってみせる関根

梅崎「…死んだってのに…お気楽なもんだな」

関根「まぁこっちもそこそこ長いですから」

入江「しおりん、来てすぐの人にそれは酷だよ…」

梅崎は部屋の中を見回して

梅崎「するとココにいる奴らは全員幽霊ってか?」

入江「幽霊!?いやぁー!!」

大声を上げて部屋の隅まで走り小さく縮こまり震える入江

梅崎「…何だ?」

関根「入江たんは幽霊とか怪談話とか怖い話がダメなのです。その分からかい甲斐があるんだけどね♪」

そう言うと入江の後ろにしゃがみボソボソと囁く関根

その声に反応して悲鳴を上げまくる入江

「まーたやってるのか、懲りねぇなぁ関根は…」

梅崎が振り向くと日向を含め、話をしていた全員が二人の様子を眺ていた
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