AngelBeats!のファイル
□オペレーション・トルネード
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梅崎「…すげぇな…」
ゆり「彼女達のバンドはこの世界で絶対的な人気があるからね」
溢れかえるNPCを眺めながらゆりと共に待機する梅崎
遊佐『ゆりっぺさん、そろそろかと…』
ゆり「そうね、梅崎くん、あなたはあっちの角のところで高松くんと待機してて。何かあれば…」
ゆりが梅崎にインカムを手渡す
ゆり「これで連絡をして。私の無線機と遊佐さんのインカムに繋がるわ」
梅崎「分かった」
インカムを装着し、ゆりと別れた梅崎
指定された場所に向かうとそこには銃を携えた高松が
高松「こちらです、あとこれを…」
梅崎「ああ…」
高松から手渡されたナイフを懐にしまいマシンガンに弾を装填する
梅崎「これ…本物なんだよな?」
高松「玩具じゃ天使に対抗できませんよ」
そこで照明が全て落とされ、場内がざわめく
高松「はじまりますね、気を引き締めてください」
梅崎「分かってる」
シンバルの四つ打ちから曲が始まる
ステージの上で岩沢らが躍動する
その様子を梅崎はじっと見つめる
〜回想〜
実行部隊のメンバーが食堂に到着した時、同じブレザーを着た生徒らがアンプなどの機材を設置しているところだった
ゆり「準備できた?」
メンバー「お、ゆりっぺか。後はシールド繋げて微調整するくらいだ」
岩沢「いつもありがとう、ひさ子達は?」
メンバー「あっちのテーブルで待機中だ」
岩沢「そう、じゃ、私も行くよ」
メンバー「今日も期待してるぜ?」
岩沢「任せな」
岩沢は梅崎らに軽く手を挙げると言われた方に歩いていった
ゆり「さ、私達も準備するわよ?」
ゆりの言葉を合図に日向らが散らばる
そこで梅崎は足元に落ちていたモノに気付き、つまみ上げる
梅崎「ピックだな…つーことは岩沢のか」
梅崎が岩沢の後を追うとテーブルで談笑をしているバンドメンバーが