二人三脚競走曲

□スキット:すごいよサクル
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スキット:すごいよサクル

参加者:マルタ、エミル、テネブラエ、ウェントス、サクル


マルタ
「ううう…自信なくしそう…」

エミル
「どうしたの?マルタ」

マルタ
「聞いてよエミルぅ〜!サクルがひどいの!いや、サクルはひどくないんだけど、ひどいの‼」

エミル
「えぇ⁉ど、どうゆうことなの?」

テネブラエ
「私が説明いたしましょう。」

エミル
「テネブラエ!」

マルタ
「うぅ〜…」

テネブラエ
「先ほど、マルタ様がご自身の武器、デュエルスピナーを興味を持ったサクルに貸したところ、サクルがいともたやすく使いこなしてしまったのです。」

マルタ
「私、まともに使えるようになるまですっごく練習したのに…」

エミル
「…あぁ、なるほど。姉さんなら仕方ないよ。少しでも自信のあることは姉さんにさせない方がいいよ。すぐ、追い抜かれちゃうから…」

マルタ
「…サクルって、昔から天才肌なの?」

エミル
「昔っていうか、ずっと一緒にいるわけじゃないけど、天才肌では無いと思うよ。なんていうか、その、型破りと言うか…」

マルタ
「あ、確かに!エミル前にサクルのこと“破天荒で型破り”って言ってたもんね!ねぇ、他にサクルのしたすごいことって何?」

エミル
「うーん、少し散歩するだけで色々…鉱石とか宝石とか果物とってくるとか?」

マルタ
「…えっ?えっと…散歩ってどのレベルから?」

エミル
「だいたいルインから湖底洞窟の中と周りぐらい。」

マルタ
「そんな短距離でそんなに…」

テネブラエ
「ちなみに具体的にはどんなものを拾ってくるんですか?」

エミル
「ダマスカス銅とかメドウクリスタルとか、ピンクエメラルドとか。果物はリンゴやオレンジが多いけど…時々、メロンとかスイカとかドリアンとか持って帰ってくる…」

マルタ
「すごっ‼」

テネブラエ
「いやはや、いったいどうやって見つけているのか…」

ウェントスとサクルが画面内に。

ウェントス
「………」

サクル
『あら、みなさんお揃いで。ほら、見て下さい、これ!』

エミル
「えっ⁉」

テネブラエ
「これは…⁉」

マルタ
「イノシシ⁉」

サクル
『えぇ‼先ほどウェントスと散歩に出かけたんですけど少し歩いただけでこの子を見かけて…イノシシのお肉は美味しいですよ‼』

ウェントス
「……見事な、手際だったよ…」

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