幻蝶の錬金術師

□T
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私は今大佐とリザさんとお茶を飲んでます。

「あ、あのー…何で私を呼んだんですか?」

私はお茶を飲んでる大佐に聞いた。

「あぁ…実は「大佐!大変です」…何だね」

いいタイミングで軍の方が登場。

ある意味気になる…

「事件です。ハロックさんが乗っている列車がハイジャックされまして。」

「詳しいことは?」

私は、軍の方に聞いたら…

「ななしちゃん乗り気だねー。俺が教えてやるよ。」

後ろからハボック少尉の声が。

「ハボックさん。教えてください」

「乗っ取られたのはニューオプティン発特急〇四八四〇便。

東部過激派『青の団』による犯行です」

「声明は?」

「気合入ったのが来てますよ。読みますか?」

「いやいい」

「どうせ軍部の悪口に決まっている」

「ごもっとも」

トレインジャックか…
ヘタしたら…殺されるかもしれないかな。

「あ、名簿…名簿みたいです」

私はリザさんから名簿を見せてもらった。

「あっ、大佐…今日はデート遅刻しなくて済みそうですよ。ふふふ」

私は大佐ににやりと笑って名簿を渡した。

「ななし…その顔やめなさい。で…?
本当だな、お前たち今日は思ったより早く帰れそうだ。鋼の錬金術師が乗っている。」

「この事件、私も行ってもいいですか?」

私はにこにこしながら大佐に聞いた。

「かまわんが…何故だ?」

「鋼の錬金術師さんにあってみたいだけ」

私は満面な笑みを大佐達に向けた。

「多分、気が合うぞ」

「あら、そう。それは楽しみですっ」
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