幻蝶の錬金術師

□Y
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「おいっ!早くしろよ!」

「そーだよっ!早く早くー」

「兄さん、ななしそんなに急がなくっても…」

「うむ、図書館は逃げないぞ」

私とエドは目をキラキラ輝かせて走っていた。

そしてアル達を急がしていた。

「セントラルー!!!食べ物いっぱいある!!すごい!きゃー!ドーナツ!ドーナツ!!」

「おい、こら。食いしん坊…お前図書館で騒いでなかったんじゃねーの??」

エドが呆れながら聞いてきた。

「えーそれっもあっるけっど!でもードーナツも捨てがたい」

「ななし…おめぇな。」

「まぁまぁ、兄さん。ななし、図書館行ってからいっぱい食べに行こうよ」

エドが怒りそうなとこをアルが止めた。

なーんってアルは優しいのだろう!
天使だね!アルは!

「ったく…。おら、行くぞー」
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