幻蝶の錬金術師
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「ん?」
ベランダに人影が…
すると、その人影が…!
「ごぶっ」
エドの頭にスパナが!
「あぁぁ!エド、大丈夫!?」
私はどーどーっとエドに駆け寄った。
「メンテナンスに来る時は、先に電話の一本でもいれるように言ってあるでしょー!!」
「てめーウィンリィ!殺す気か!!」
私はん?っとかんじで見ていた。
あの女の子は誰だ…?
「あはは!おかえり!」
「……おう!」
私はその光景をみてちょっと胸が苦しくなった。
「幼なじみさん…?」
私はぼーっとスパナを投げた女の子を見たまま聞いた。
「そうだよ。」
アルが答えてくれた。
「そか、優しそうな人だね…」
私はその笑顔が羨ましいと思ってしまった。
そして…
「なんって顔してんだよ。入るぞ。」
エドが私の頭をポンっとした。
「普通の顔してただけだもん。」
私はエドの後ろ姿にあっかんベーをした。
「ははっ。元気だね」
アルが優しく言ってくれた。