幻蝶の錬金術師

□X
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「ん?」

ベランダに人影が…

すると、その人影が…!

「ごぶっ」

エドの頭にスパナが!

「あぁぁ!エド、大丈夫!?」

私はどーどーっとエドに駆け寄った。

「メンテナンスに来る時は、先に電話の一本でもいれるように言ってあるでしょー!!」

「てめーウィンリィ!殺す気か!!」

私はん?っとかんじで見ていた。

あの女の子は誰だ…?

「あはは!おかえり!」

「……おう!」

私はその光景をみてちょっと胸が苦しくなった。

「幼なじみさん…?」

私はぼーっとスパナを投げた女の子を見たまま聞いた。

「そうだよ。」

アルが答えてくれた。

「そか、優しそうな人だね…」

私はその笑顔が羨ましいと思ってしまった。

そして…

「なんって顔してんだよ。入るぞ。」

エドが私の頭をポンっとした。

「普通の顔してただけだもん。」

私はエドの後ろ姿にあっかんベーをした。

「ははっ。元気だね」

アルが優しく言ってくれた。
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