幻蝶の錬金術師
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「おいっ!早くしろよ!」
「そーだよっ!早く早くー」
「兄さん、ななしそんなに急がなくっても…」
「うむ、図書館は逃げないぞ」
私とエドは目をキラキラ輝かせて走っていた。
そしてアル達を急がしていた。
「セントラルー!!!食べ物いっぱいある!!すごい!きゃー!ドーナツ!ドーナツ!!」
「おい、こら。食いしん坊…お前図書館で騒いでなかったんじゃねーの??」
エドが呆れながら聞いてきた。
「えーそれっもあっるけっど!でもードーナツも捨てがたい」
「ななし…おめぇな。」
「まぁまぁ、兄さん。ななし、図書館行ってからいっぱい食べに行こうよ」
エドが怒りそうなとこをアルが止めた。
なーんってアルは優しいのだろう!
天使だね!アルは!
「ったく…。おら、行くぞー」