幻蝶の錬金術師
□Y
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「アームストロング少佐、お迎えに上がりました」
そこにはお姉さんとお兄さん。
「うむ、ご苦労ロス少尉、ブロッシュ軍曹。」
「おっ!こちらが鋼の錬金術師殿と幻蝶の錬金術師殿でありますか。」
「ども。よろしくお願いします
私は2人と握手をした。
そしてブロッシュ軍曹がアルの方を向いた。
「マリア・ロスです。
お会いできて光栄です!」
「デニー・ブロッシュです。
いやぁ二つ名通りの出で立ち!貫禄ですな!」
ありゃ、やっちゃった。
私はにやっと笑いながらエドを見た。
「貴禄だってぇーよかったじゃん!鋼の錬金術師のエドワード君♪」
私は隣にいたエドの肩に手を置き満面な笑みで笑った。
「え?」
「あっちのちっこいの?」
エドはちっこいに反応したが少佐が止めた。
そしてあの2人は謝り、少佐と別れた。
少佐と別れたエドはどこか嬉しそうだった。
「うぇ…狭いよーエドーもっと向こう行ってよー」
「うっせぇ!我慢しろ!!」
私達はぎゅうぎゅうに車の中に入って図書館に向かっていた。
「アルーエドが乱暴!暴力振るう!!」
「2人とも喧嘩しないでよー。兄さんも、女の子に暴力はダメ!」
「え、兄さん…?」
2人はびっくりした様子で聞いてきた。
「あ、あたしは兄弟じゃないですから。」
「ってか、何故、鎧のお姿で……?」
「「「趣味で…」」」
キツイな、この説明…。
そして、聞いてきた本人たちはひそひそと話してた。
早く、ついて!!!!
図書館!!!!