幻蝶の錬金術師
□Y
3ページ/4ページ
「ねぇ…ここだよね?」
私達は図書館に行くつもりがたどり着いたのは…
焼け野原だった…。
「ティム・マルコー…
やっぱり目録に載ってませんねー…
ってもしもし?」
私とエドはぐたーっと崩れ落ちた。
「あ!シェスカなら知ってるかも
ほら!この前まで第一分館にいた…」
「ああ!!」
私はえっ、と顔をしながら起き上った。
「シェスカの住所なら調べればすぐわかるわ。
会ってみる?」
「誰?分館の蔵書に詳しい人?」
「詳しいって言うか…
あれは文字通り本の虫ね」
私達は教えてもらった住所に行くことにした。