幻蝶の錬金術師
□XU
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ご飯を頂き部屋を貸してもらったから部屋に行った。
−シャラッ
私はベットに寝ころび銀時計をポケットから出してブラーンとさせた。
「エド達は何も聞いてこないけど…このままじゃ駄目だよね。ちゃんと過去話さなきゃ」
私はぐっと銀時計を握りしめた。
すると…
−コンコン
「はーい?」
「ごめん、ななし。荷物まとめるぞ」
「は!?急に…」
私はベットからバッと体を起こした。
「もう、ここにはいられねェんだ」
床に視線を落としたエドを不思議に思った。
「オレらさっき師匠に人体錬成の事について話したんだ」
「!」
「そうしたらボク達、師匠に破門されちゃったんだ」
そーゆー事か…
私は荷物をまとめた。