少女と仲間達。
□喧嘩はグーでやるべし
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後日、私は甘いものが食べたくってあんみつ屋に行った。
だが、うきうきはすぐなくなった。
「…銀髪」
そう、そこには例の銀髪侍がいた。
「あぁ?あ、あの時の譲ちゃんか」
銀髪はだるそうに言った。
「この前はどーも。死んだ目の銀髪さん」
「おいおい…俺には坂田銀時って名前あんだよ。銀さんってあだ名もあるんだぞ」
そう言ってまたあんみつを食べた。
「ふーん。よろしくー……天パ♪」
私は嫌味っぽく言ってやった。
「お嬢さんさァ、人をバカにするのは駄目だよー。」
天パはちょっと怒り気味に言った。
「いいじゃん!おもしろいもん。って、やばー。早く戻らないとサボってることばれちゃう!」
私はうげって顔をして席を立った。
「じゃーねっ♪……銀さん」
私は手を笑顔で手を振った。
「しっかり笑えんじゃねェか」