少女と仲間達。

□煉獄関
4ページ/6ページ

−ある日

煉獄関近くの通路に私達はいた。

「敵さんも尻尾はなかなか出さねーや
ザコをやったって何も出てこねーし」

「つまんない…弱いし」

私は棒付きキャンディーを食べながら言った。

−ザッ

「?」

「オフの日まで仕事とは ご苦労だな糞ガキ共」

土方さんだった。

「最悪っ」

******************

「さぁさぁ遠慮せずに食べなさいよ」

なぜか銀さんを迎えてファミレス。

「何だこれ」

「すまねェ旦那
全部ばれちまいやした」
「ごめんね、銀さん」

「いや、俺が言ってんのはカツ丼のことなんだけど」

「これはカツ丼土方スペシャルだ」

銀時は目の前に出されたかつ丼を見た。

「こんなスペシャル誰も必要としてねーんだよ」

うん、私も思うよ…。

「オイ姉ちゃん、チョコレートパフェ一つ!」

「あぁ、私も!スペシャル苺ショートケーキとミックスジュース!!」

「どんだけお前頼むの!?」

いや・・・・
おいしそうなんだもん。


「お前らは一生糖分とってろ。どうだ総悟、ウメーだろ?」
「スゲーや土方さん。カツ丼を犬のエサに昇華できるとは」

私はぶっと吹きだした。

「奢ってやってるのに、なんだこの敗北感。

それより本題だが
こいつらバカに言われたことは全部忘れてくれ」

私は来たケーキをほおばった。

「んだ、オイ。都合のいい話だな」

そんな会話を気にせず幸せそうにほおばる。

そして、ヘタに動けば真選組は潰されるなど2人で話し合っていた。

そして、銀時はかつ丼に鼻くそを入れた。

だがまだ早ェ。腐った実は時が経てば自ら地に落ちるもんだ・・・てゆーかオメー土方スペシャルに鼻クソ入れたろ。謝れコノヤロー」

私はバカにしたように笑った。

「大体テメーら小物が数人はむかったところでどうこうなる連中じゃねェ。下手すりゃウチも潰されかねねーんだよ」

そんな土方さんはかつ丼を食べてる。
それ…大丈夫なの?

「土方さん、アンタひょっとしてもう全部つかんで・・・」

「近藤さんには言うなよ。あの人に知れたらなりふり構わず無茶しかねねェ。天導衆って奴ら知ってるか?」

私はまだパクパクと食べていた。

そして一向に進んでない銀さんのパフェを狙った。

−バシッ

「あだ」
「人のものを食べない!」

私は銀さんに叩かれた手をなでて…

「お姉さん!苺スペシャルパフェ追加!!!」
「お前話訊いてんのかああああ」

土方の突っ込みが店内に響いた。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ