少女と仲間達。

□カブト狩りじゃあああ!
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−山

「かーぶーとー…狩りじゃあああああ!!」

「っるせーよ!!!!」

−バシンッッ

土方は大声で叫んだ琴葉の頭を叩いた。

「ってか何でィ琴葉、その格好」

沖田は呆れながら琴葉を見た。

琴葉の格好は細い腕によく似合う白いワンピースに麦わら帽子。

そして手には虫取り網。

「だってだって!カブト狩りだよ!?こーでなくっちゃねっ!!!…てか私の格好って近藤さんや総悟より全然マシな気がする」

私はじっと2人を見た。

近藤ははちみつを塗りたくっていて総悟はカブトムシの格好をしていた。

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私は皆とは違う行動に出ていた。

だってあの人たちといると恥ずかしいもん。

私ははぁっとため息をつきながら歩いていたら…

「あ、銀さん!神楽ちゃん!新八君、どったの?」

そこに居たのは万屋三人組。

「琴葉もカブト狩りアルか?」
「うん!!そーだよ!皆も?」

「はい。」

私はそっかと言った。

「琴葉、お前らの仲間何してんの?体にはちみつ塗りたくってる奴はいるわ木にマヨネーズ塗ってる奴はいるわ…挙句の果てにはかぶとのコスプレしてる奴いるじゃねェか」

銀さんは呆れたように言ってきた。

「あーそれは間違いなく近藤さんと土方さんと総悟ですね。」

私は苦笑いしていたら…

−ヒョイ

突然麦わら帽子をとられた。

「見つかりやした?カブト虫」

「総悟」

後ろから総悟やら土方さんが来た。

そしたらまたこの言いあいになった。

「…あつくるしい」
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