少女と仲間達。

□ミツバ篇
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−ファミレス

「で?こんなことしたら殺されますよ、総悟に。」

なぜか原田さんと退くんに無理やり連れてこられた。

「ぼ…僕だってよ?クフフフフ。」
「沖田隊長マジ言葉遣い違うんだけど…ぷぷぷ敬語使ってるし。」

聞いてないし…

そして、私は何かを察しバッと横を見たら恐ろしい顔をした総悟がいた。

私は真っ青な顔をして席を外した。

私は五分ぐらいたってから戻ったら2人とも焦げていた。

そして、やばいと思い帰ろうと思ったら…

「琴葉ちゃん?いたのね〜、一緒にどうかしら?」

「え…あ、はい…」

逃れられなかった。

「さすが琴葉でさァ。察してくれると思もいましたぜ?」

「そりゃ、命の危機もあったからね。」

私達はこそこそと喋っていた。

そして、なぜか前方から銀さんが歩いてきた。

友達の一人らしい。
絶対嘘だな。

「大親友の坂田銀時…。」

−ボンッ

銀さんは総悟の頭を叩きつけた。

「何でだよ?いつから俺たち友達になった?」

「旦那。友達は今日からなるもんじゃなく、いつの間にかなってるもんでさァ。」

「そしていつの間にか去ってくもんだ。」

「すみません。チョコレートパフェ3つお願いします。」

総悟がすかさずパフェを頼んだ。
そして銀さんは席に戻った。


「もう友達って言うかぁー俺たちとしては弟みたいな。ねえ、総一郎君。」

「総悟です。」

「こういう細かいところに気が回るのも気に入っててねぇ。ね?矢神総一郎君。」

「総悟です。」

私は肩を震わせて笑いをこらえていた。

あんた達友達なんでしょ?
銀さんなんか弟みたいって言ってるし…

「またこの子はこんな年上の人と…。」

「大丈夫です。頭の中はずっと中2の夏の人なんで。」

「中2?よりによって世界で1番馬鹿な生き物の中2?そりゃねーだろ、鹿賀丈史君。」

「総悟です。」

なんなのこの人たちは…

そして2人はこそこそ話だした。

ふとミツバさんを見たら…
タバスコをめっちゃパフェに入れていた。

私は目をまん丸にした。

「あれ??お姉さん。ちょっと、何してんの?ねぇ?」 

銀さんも同じくびっくりしたようで。

「そーちゃんがお世話になっているお礼に、私が特別に美味しい食べ方をお教えしようと思って、辛い物はお好き?」

「いや、お好きの前にこれ、トラウッ」

総悟に足を踏まれ会話を遮られた。

そして、銀さんはそのパフェを断った。

「やっぱり…ケホッ、嫌いなんですね。ゲホッ、ゴホッ。」

ミツバお姉ちゃんは咳をしだした。

「そーちゃんの友達なのに…ケホッケホッ。ゴホゴホ…。」

いやいや、関係なくねぇ!?
私と銀さんの心の叫び。

総悟は刀を取り出し、銀さんの首元に持ってった。

「好きですよねィ?旦那。」
「す…きかも?あっでも、お腹いっぱいかも…パフェ2つも食べたから…。」

「ゲホッ!ゴホゴホ…ゲフン!」

ミツバお姉ちゃんの咳は悪化する。

「旦那ァァァァ!!!!」
「銀さァアアん!!」

私達は叫んだ。

「水を用意しろォォォ!!!」
「まかして、銀さん!!」

私はだーっと水を用意した。

そして、銀さんはパフェを食べ口から火を吹きだし倒れた。

ミツバお姉ちゃんはただのタバスコを喉に詰まらせてしまったらしい。

私はほっとした。

そして、皆で江戸を満喫した。
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