□◆魂
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生命の誕生で春を感じるように

暑い日差しで夏を感じるように

葉の鮮やかな色づきで秋を感じるように

白い吐息で冬を感じるように

僕の存在を感じて欲しい

心の片隅で構わない

僕が君の隣にいた事をいつまでも

忘れないで欲しい


君の傍にはいられないけれど

身体は滅んでしまったけれど


寂しがらないで

前を向いて歩き出して

立ち止まって泣いている君を抱きしめることは叶わない


でも


せめて心と魂は

いつも

君の傍に……


end

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