始まりは…

□失敗
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ここは
海の近く、時計塔のある町。
現在、夜中の3時…。
日が昇るには
早い時間である。

とある屋敷では
ドタドタと足音が響いている。

――SIDE:A

こんなはずじゃなかった。
先程まで
いつも通り、順調だった。

――「殺しに参りました。」

黒のロングコートの男は
相手に銃口を
額に突き付けながら
首をほんの少し
傾げながら口元に笑みを
浮かべながら言った。
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