二人揃って特に予定もない休日の昼下がり、兵助くんのアパートでのんびりとした時間を感じながら他愛もない会話を楽しんでいる。
「」
「俺もタカ丸の吸いたくなった」
「……………え？」
「吸わせて」
「え、あ、ちょっ…！兵助くん!?」
言われた事をいまいちよく理解できないまま兵助くんに上着を捲られて益々焦りが増す。
あわあわとしている間にもブラは簡単にたくし上げられて、双胸が勢いよくぷるんと剥き出しにされ顔に熱が上がる。
「兵助くん！ちょっと待っ…あっ！」
ぺろっとアイスを舐めるみたいに舌で乳首を弄られて思わず甘い声が漏れる。
それに気を良くしたのか兵助くんの口元が楽しそうに孤を描いたと思えば、今度は乳輪全体を包み込むようにくわえられる。
やわやわと歯を立てないように唇で挟んで遊ばれる上に舌先で乳首を突かれ、時折ちゅうちゅうと吸うものだから堪ったものじゃない。
「あ、あん…ぁ、やあ…、へーすけ、くぅん…」
ぞわりと体を抜ける甘い痺れに後退りしそうになるも彼の腕にがっちり腰を掴まれていてそれも敵わず。
赤ちゃんはこんなに厭らしい吸い方しない！という反論は残念ながら自分の嬌声のせいで言葉になる事はない。
悔しいけど気持ちいい。
唾液で濡れた乳首はちゅぱちゅぱと厭らしい水音をたてる。
「はあ、ぁん…やあ…っ」
「タカ丸さんの乳首立ってる」
「だってへーすけくんが、ぁん！い、いやらしーからぁ…」
散々舌で遊ばれた右側の乳首はぷくりと膨らみ、唾液でてらてらと光っていた。
濡れてるせいで空気に触れると冷たく感じるのに高ぶった身体にはそれすらも快感になる。
今度は左側の乳首に唇を寄せ、ちゅっちゅっと啄むように先端を刺激された。
「っ、やあん…へーすけくぅん…」