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掘りかけの蛸壷に数馬が落ちて中にいた綾部の頭と頭をごっつんこして二人の中身が入れ代わっちゃった!の段
─三は+綾部のバヤイ─


「え?て、は?え?入れ代わった?」
「どうしよう!藤内ぃ!」
「ちょ、ちょっと数馬!綾部先輩の顔で泣き付かないで!…ください?」
「とーないお茶ー」
「何でそんな呑気なんですか!もっと危機感持って!…ください」
「とーないどーしたの?喋り方に違和感あるよ?」
「というより何でそんなに冷静なんですか。普通混乱しますよ。先輩が数馬で数馬が先輩って…何でですか」

「どうしよう…このまま元に戻らなかったら……」
「数馬……(綾部先輩の泣き顔ってかなりレアだ)」
「私は蛸壷掘れれば別に何でも」
「先輩は黙っててください」
「あ、綾部先輩…?僕の姿で蛸壷掘らないでくださいね…」
「そこに土があるなら掘る、それが私のポリシー」
「や、止めてください!そんな迷惑なポリシー!」
「(表情豊かな綾部先輩と無表情な数馬って気持ち悪い…)」

「はあ……皆に何て言ったらいいんだろう…」
「説明すんの面倒臭い。ていう事で解散ね。穴掘りたいし」
「ちょっ!綾部先輩!!??」
「僕っ伊作先輩に相談してくる!」
「ええええ!!!!数馬ぁ!!??

  ……………………もしかしてこれから迷惑被るのって、俺?」






突発SSS。
たぶん続く。


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