FT長編小説
□孤独から救ってくれた君に…
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また、喧嘩をした。
向こうが数人でカツアゲしようとしていたから、全部返り打ちにしてやった。
少し怪我したが向こうは病院送りにしてやった。
それと比べれば全然平気だ。
いつもの家に帰って誰もいないはずなのに「おかえり」
って声が聞こえた。
「はぁ?」
なぜか俺の目の前に黒髪の男がいた・・・
「誰だよ!つか、ここ俺の家なのか!」
家を間違えたと思って表札を見たが『レッドフォックス』書かれていた。
(あ、俺の家だ)
取りあえず、自分の家であることを確認してそいつに再び睨み付けて
「テメ誰だよ、何で人ん家にいるんだよ」
「ん、メタリカーナから聞いてないのか?」
「はぁ?」
プルルル
携帯から電話の音が鳴り取りあえず出てみると、
「久しぶりだな、ガジル」
相手はメタリカーナだった。
「お前に1つ連絡するのを忘れてな、お前の家に、リリーという名の男が来るからそいつがお前の父親代わりになるからな。
これからは、そいつと二人で暮らすんだぞ」
「遅えーよ!言うの!!もう来てるわ!」
「そうか、なら後はそいつに聞け、私は仕事に戻る」
「え、ちょっま!あ、切れた」
ちょっと待てよ、こいつといっしょに生活しろと。知らない男と二人で、・・・
「そうゆう事だから、これからよろしくな、ガジル」
「よろしくじゃねぇー!!俺は認めんぞ!こんな知らないヤローなんかと暮らすなんてよ!もし、間違いが起きたらどうすんだよ!」
「いや、俺はそういう言うのは「とにかく、認めねぇ!」
そのまま俺は部屋に入って鍵をかけた。
「まったく、メタリカーナはなぜもっと早く言わないんだ。(ま、俺も突然だったがな)」
さかのぼること三日前
プルルル
それは一本の電話から始まった。
出てみると相手はメタリカーナだった。
「リリー、君に頼みたいことがある。」
「なんだ?」
「私の変わりにガジルの父親になってくれないか?」
「はぁ?あんたの子供は高校生だろ。もう一人でも、生活できるのではないのか?」
「いや、駄目だ。だって・・・だって・・・」
「?」
「高校生のガジルだぞ!色気が増したんだぞ!!きっとイグニールのガキとかが手を出すに違いない!一人暮らしなんて絶交のチャンスだろ!それが心配で心配で仕方がないんだ!!」
「ならば、あなたが帰ってこればいい話ではないのか」
「私もそうしたいが上司【※グランディーネ】にストップされていて仕事を放置するわけにはいかないんだ」
「それは仕方がないが他にいないのか」
「いない【キッパリ】お前がまだ信頼できるからな」
「まだって・・・」
「取りあえず、そういうことだ。宜しく頼む。それと、もし私のガジルに手を出したr「そんなことはしないから、安心して仕事に取り組んでくれ!もう切るぞ!」
「いや、まだガジルの魅力を伝えtガチャ
プープープ
話が長くなりそうだから取りあえず切っておいた。←過去に数時間語られたことがある
まったく、どこまで親バカなんだか
で、今に至る。