FT長編小説
□孤独から救ってくれた君に…
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7年前、俺は一人になった・・・
メタリカーナ・・・置いていかないで・・・一人にしないで・・・。
メタリカーナが俺から離れようとしてた時、俺は必死で止めた。自分の思いを告げれば、離れないでいてくれると信じていた。
でも、メタリカーナは俺のことを一切見ずに何も言わないまま去って行ってしまった
メタリカーナ・・・なんで、一人にしたの?俺が嫌いだから?邪魔だから?
そうだったら直すから・・・だから、言ってよ。嘘だって・・・本当は愛してるんだよって言ってよ。
その日、俺はメタリカーナの部屋で一人で泣いていた。家の中は俺の泣き声以外はなにも聞こえなかった。
寂しい・・・寂しい・・・
その日からしばらくしてから俺は喧嘩してばかりだった。
まず手始めに相手を殴った。
それから思いっきり腹を蹴って、それから、なにしたっけ・・・
とにかく自分でも分かんないぐらいやりまくった。
自分の気持ちを隠すために・・・
そんなことをしている間に7年も立ってしまった・・・