立海
□入学式から
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おまんを見てると胸が苦しくなるぜよ。
好きだけじゃ表せきれない程に・・・
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「雅治ー!!部活頑張ってる?」
俺はこの声を聞くと心臓が飛び出そうになる。
「なんじゃ俺に会いに来たんか?」
でも俺はそんな事は顔に出さない。麻友が可愛くて顔が緩みそうになろうとも誰にも気づかれないようにする。
「遊びに来ただけだよ!」
「残念じゃ」
「でも・・・少しはあるかも」
「そりゃ嬉しいぜよ」
「嘘だぁ〜」
「どうかのぉ?」
麻友は顔をふくらませた。
どんな行動でもドキドキしてしまう。
どうすればいいんじゃ。
そんなことを考えていたら麻友が言った。
「雅治は私みたいな女は似合わないよ」
「は?」
「雅治が他のコと廊下で話してるじゃん?」
「まぁ、女子たちが話しかけてくるからのぉ」
「それでね・・・・」
「なんじゃ」
「嫌いにならない?」
「当たり前ぜよ」
「それで、話してると・・・イラつく」
「それって・・・」
「・・・///」
「そうだよ・・・中1の頃から・・・入学してきてからずっと雅治のことがす・・んっ!」
「ちょっと来んしゃい」
「え、ちょっと!」
これは夢じゃないんか!?
そう思ってるうちに部室から誰もいない教室についた。
「雅治どうしたの?こんなとこまで・・・」
「麻友・・・俺はおまんのことを愛してる。」
「・・・ほぇ?」
ぎゅっ
「わ・・・!」
「麻友はどうなんじゃ?」
「・・・それは」
「嫌いか・・・?」
ここまできて不安になった俺がいる。まったく詐欺師とまで言われている俺がのぉ
「す、き・・・雅治のことが・・・大好き///」
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「そういえば・・・どうして教室まで行ったの?」
「どこで誰が聞いてるかわからんからのぉ・・・」
「聞いた人は何をするの?」
「冷やかし」
「それはキツいね・・・」
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