僕と君の愛しき願い
□会いたい
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「ワシ、アザゼル篤史ゆーねん!よろしゅうな!!」
「私はベルゼブブ931世。ベルゼブブ・優一といいます。よろしくどーぞ」
手を差し出すベルゼブブさんに手を重ねようとすると…
「ベルゼブブさん。今日はアレ食べてませんよね?」
「ピギィッ…何を言うと思えばクソアマァァァァ!!どんだけ疑うんだテメェェェ!!!」
…言葉が汚いですよ、ベルゼブブさん。
私は芥辺さんにこう言った。
『そのメフィストっていう悪魔に会うことはできますか?』
「できるけど…なんで…」
『父のことを知りたいんです。どんな人だったのかよくわからないんで…』