短編

□届けっ!この思い
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俺、幸村精市には好きな人がいる。

それは、偶然出会った君だった。

俺が、コートで練習して戻ってくると水とタオルがおいてあった。

次の日も次の日も、俺はその子に御礼を言いたくて、ちょっと練習してるふりをした。すると、足音が聞こえた。

振り向き、その子のほうへと歩いてく。

「いつも、置いてくれてんのは君だよね?ありがとう。名前は?」

すると、その子は顔が赤くなった。

『わ、私、宮瀬っていいます!宮瀬夜月です!いつも、幸村先輩は遅くまで練習してたんでこれぐらいはしてあげられるとおもって…幸村先輩の役に立ちたくて!!』

ファンの子かな?けど、見たことないな・・・



何か、この子にお礼をしたい。

「この後あいてる?お礼がしたいんだ。」
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