あらあら、いらっしゃい。




FIRSTは読んでくれたかしら?
この世界についての規則が書かれているのだから、読んでおかないと後悔するわよ。



































まず、此処のことを簡単に説明するわ。

此処は書物、――つまりは読み物ね。この先は長編の話と短編の話に分かれてるの。
余談だけれど、短編の話の方が更新ペースが速いと思うわ。長編の話は短編の話より優先度が低いからゆったりペースね。

短編の話は下に行く程、更新が古い話。上に行く程、更新が新しい話。




――まあ、どれを見るかは貴女次第だわ。だけど、見れる世界は限られてるから気を付けて頂戴?
貴女の望んでいるのはどんな世界でどんな物語なのかしら。楽しみだわ。


ああ、進む前に忠告しておくわ。選べる選択肢は一つだけ、よ。












永遠の眠りに。






















…あら、おかえりなさい。気に入らなかったのかしら?それとも見る前に引き返してきたの?
もしかしたら、お気に召した長編の話がなかったのね。――残念だけれど好みじゃないのなら仕方ないわ。

だったら、次へ進んでみたらどうかしら?短編の話だけれど気に入るものがあるかも知れないわよ。













浅めの眠りに。























貴女の望んだ世界の御話は見れたかしら?――それとも、見れなかった?
まあ、どちらでもいいわ。見れたなら見れた、見れなかったなら見れなかったで、貴女が満足できたならそれでいいの。

――あら、やだ、もうこんな時刻なの?お別れの時間だなんて少し寂しい気もするわ。
でも、仕方ないわね。貴女には貴女の用事があるんですもの。


次は貴女のお気に召しそうな書物でも用意して気長に来るのを待っているわ。気が向いたときに、無理矢理になんてしたくないもの。










此処から出るなら迷わないようになさいよ?じゃないと、戻ってくる羽目になるの。
――貴女のことだからそんなことにはならないと信じているけれど。










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