隠された扉
□その瞳に映るのは
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「よう、相棒!」
そう、俺を呼んだ君は、
目の前に立っている人物は、もはや“相棒"ではなくなっていた。
どこか虚ろな瞳は、それでも殺意を抱いていて。
その殺意の対象は、俺意外いなくて。
胸が、ちくりと痛んだ
『生意気なローディを殺すため』
そう言った君の声は抑揚がなかった。
いや、嬉しさを押し隠しているかもしれない。
俺を『殺せる』という気持ち。
今の君にとってそれが『生きる』力なのだとしたら、
俺は、
俺は、
君の期待を裏切る。
ごめん。
だけど、俺も後には引けないんだ。
「ボッシュ…!」
下層に落ちていく君に届かなかったのは、
俺の手?
それとも
俺の、心?
fin.
はい、暗いです!
もう言い訳しませんから!(せめてしとけ)
ボッシュは、可哀相でなりません。
SOLイベント見れば見るほど…
ちなみに、リュウはボッシュのこと君とか呼びませんが、雰囲気を重視して執筆してますので。
突っ込まないでくださいね
H18.6.20