愛依存症

□Three Love
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『ドフィーーー!!』


雲一つない快晴の空にドレスローザの姫君の声が響いた



『今日はどこに行くー!?』




毎日の日課であるドフラミンゴとのお出掛け。レンは毎日毎日ドフラミンゴとのお出掛けを楽しみにしているのだ。勿論、それを楽しみにしているのはドフラミンゴにも同じ事が言える





ドフラミンゴ「今日はシャボンディ諸島にでも行くか。欲しいモンがあったら買ってやるから言いえ」




『はーい!じゃあ行こう!シャボンディ諸島〜!!』




エメラルドグリーンの艶やかな髪を潮風に靡かせながらドフラミンゴの腕に抱かれ、レンは至極楽しそうな表情で目にうつる景色を見渡していて。



ドフラミンゴ「フッフッフ‼︎お前を始めてドレスローザに連れてきた時も今みてェに楽しそうに海見てたな。そういう可愛いところは昔から変わらねェ…」




『だってここから見る景色が綺麗なんだもん‼︎特に私は海が好き!ドフィは?』



顔にかかった髪を耳にかけながらドフラミンゴに満面の笑みを向けてサングラス越しに彼の目を見つめる





ドフラミンゴ「強いて言うならレンチャンの谷間だなァ…。ここからだとよく見えるぜ?歳の割りには発育が良すぎる。おれ好みの体だ」




『〜〜っ///‼︎ど、どこ見てるの‼︎もう!最低‼︎』




胸元が空いたキャミソールを腕で隠しながらレンはドフラミンゴのガッシリとした胸板をポカポカと叩く




ドフラミンゴ「隠してる方が逆にソソるモンだぜ?レンチャンよォ、おれ以外の野郎の前でンナ無防備な姿晒すんじゃねェぞ?」




『ふふ、大丈夫だよ。ドフィ在る所に私ありだもん!ドフィの傍を離れなければいいんでしょう?それなら心配しなくても私はずっとドフィの傍にいるから大丈夫。』




フランス人形のようりクリクリとした愛らしい瞳でドフラミンゴを見上げれば、彼は一瞬驚いたような表情をするが、またすぐにいつもの不敵な笑みを浮かべる




ドフラミンゴ「フフフフ‼︎フッフッフ‼︎‼︎嬉しいこと言ってくれるじゃねェか。ここが海の上じゃなけりャ押し倒してたぜ?」



『へ⁉︎だって当たり前のこと言っただけだよ?』




ドフラミンゴの危ない発言に少し身構えながらもレンは彼を見つめる




ドフラミンゴ「これが計算された行動じゃねェからまた厄介モンだなァ…。」




『?変なドフィ。』




訳が分からないという表情を顔一面に醸し出しながらレンは口角を吊り上げるドフラミンゴを見て首を傾げたのは言うまでもない
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