瑠璃姫は人魚姫

□act.2
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『ルフィ〜』


ル「ああ今行く」


海軍本部と王下七武海そして白ひげ海賊団による頂上戦争より2年


ーここは女ヶ島の北西無人島"ルスカイナ"


晴れてルフィとレンは2年間の時を経て幼馴染から恋人へと発展した。


ル「早ェなァ…ーーもう2年かァ…」



『ルフィ!いつでも出航できるそうですよ!!』


ル「おお!そうか!!教えてくれてありがとな!」



『はいっ!』


その時、巨大なライオンが近くにいるマーガレット達を威嚇した


ル「おい!!」


ルフィのドスのきいた声を聞き、ビクッと身を震わせるライオン


ル「よく見ろおれの友達だ」


『ルフィ流石です!』


レンは柔らかく微笑みながらルフィに目を向ける。


ルフィ「レンも強ェぞ!」


『ふふふ!ルフィもこの2年でとても強くなられましたよ!!』


ハンコックはほのぼのと恋人らしい雰囲気を醸し出す2人に少々妬いている様子だ。



ソニア「…ふふ 微笑ましいわ。ルフィもすっかりこの島のボスになっちゃって」


ルフィ「ボスもいいけど、こいつらと仲良くなったせいでこいつらの肉食いそびれちまった。ウマそうなのに」


ルフィの少し吹っ飛んだ言葉に先程のライオンは怯えている


ハ「大丈夫じゃルフィ、そなたとレンの好物は全て船に積んである

…そんな気の利くわらわはとても良き妻になれると思うぞ」




『は、ハンコックお姉様っ!ルフィはそのっ…渡しません!』


ル「そうだっ!おれはレンと結婚するからお前と結婚はしねェ!!でも食い物ありがとう!!」


ハ「はあ…//そんな辛辣なそなたも慕わしい」


『け、結婚ですか!?』



ル「ああ!海賊王の嫁だ!嫌か?」


子犬のようなシュンとした顔で見つめられ、言葉に詰まるレン



『…っ〜///い、嫌じゃないです!』



ル「しっしっしっ!決まりだな!」



ソニア「レイリーは半年前に帰っちゃったからきっとシャボンディ諸島であなたとレンを待ち侘びてるわ」
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