瑠璃姫は人魚姫
□act.1
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プォオオオオ!!
ル「出た出た!!何か出たぞ!!レイリーのおっさん!!」
『わぁ…ぞうさんですねっ!』
レ「いいか ルフィ君…"覇気"とは全世界の全ての人間に潜在する
力だ…
"気配" "気合" "威圧"…
それら人として当たり前の感覚と何ら違いはないーーただし大半の人間はその力に気づかず…あるいは」
ル「象!?すげー象だ!!」
『そうですね!とても可愛いです!』
ル「そうか?お前変わってんなァ!!」
『そうですか?ぞうさん可愛いくて好きですよ!』
ル「しっしっしっ!!やっぱレン面白ェ!」
巨大な象が迫る中、二人はのほほんとした雰囲気を醸し出す。するとレイリーは尚も説明を始めた
レ「引き出そうにも引き出せず一生を終える…
"疑わない事"それが"強さ"だ!!!
まず手始めにレン姫…3つの覇気を使ってはくれないか?」
『はいっ!分かりました3つですね!』
象がレンに狙いを定め、狂ったかの様な勢いで襲い掛かってくる…
ル「レンっ!!危ねェ!!!」
『大丈夫ですよルフィ!象さんはお鼻でわたくしの頭を狙っているのでしょう?』
レンは象の攻撃をまるで舞うかの様に軽々と避けていた
ル「え…」
レ「相手の"気配"をより強く感じる力
これが"見聞色"の覇気!!これを高めれば視界に入らない敵の位
置
その数…更には次の瞬間に相手が何をしようとしているかを読み取れる」
ル「あ…」
ルフィが思い出したように声を漏らした