瑠璃姫は人魚姫
□act.2
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マリンフォード(旧海軍本部)ーー
モモンガ「シャボンディ諸島に…"麦わらの一味"が!!?」
「ええ…何でも島で仲間の募集をかけているとかで…」
モモンガ「本部に連絡を入れておけ。奴の生存が事実ならコトだ!!すぐに戦力を召集せよ!!」
「はっ!!」
シャボンディ諸島ーー
『あの…、ルフィのお仲間様方は面白い人ばっかりなんですよね?早く会ってみたいです』
ルフィに話掛けたレンの容姿はルフィと同じくマントを目深く被っている
ル「おぅ!みんな面白くていい奴らだぞ!この島にみんないるはずだからすぐ会えるからな!」
ルフィもレンと同じくマントを目深く被り、レンが持つには重いであろう荷物をほとんど全て持っていた
その時、前方の方から大きな怒鳴り声が二人の耳に届く。
偽ル「探せお前ら!!!あの二人組を殺して見せしめろ!!」
どん!
民間人達を恐れさせている怒鳴り声の元凶である人物を気にも留めないルフィは怒鳴り散らすその人物にぶつかり、彼を転ばせてしまったのだ。
『…ルフィ、謝らなくては』
ル「ああ。ぶつかったか?ごめんな!」
「「「!!!」」」
ル「じゃあな!行こうレン。」
『あ、ルフィ…!名前を言っては…』
ル「あ!そうだった!ごめんな!!」
『ふふ、大丈夫ですよ』
ル「おう!」
ざわざわ
「(何だあいつ"麦わらのルフィ"知らねェのか!?)」
「(死んだな)」
冷や汗を流しながら様子を見守る民間人。その直後、シャボンディ諸島の一角は水を打ったように静まり返った。
偽ル「ちょっと待てェ!!!」
レンとルフィに向けて放たれた怒声に振り返る2人。
ル「ん?」
『はい?』