瑠璃姫は人魚姫
□act.10
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ホーディ「この部屋も国王の処刑が終わる頃には水でいっぱいになる…
下等な生物"人間"はこれだけで死ぬんだよなァ………!?
懸賞金4億ベリー"麦わらのルフィ"!!!
お前達の首は地上の人間達への見せしめにちょうどいい!!!
それと…12年間姿を眩ましてた旧リュウグウ王国王女…レン!!
お前にはおれを王に導くための糧となってもらう!!
ーーさァ!!旧リュウグウ王国の大掃除を始めるぞ!!!
3時間後、この国はプライドある魚人島に生まれ変わる!!!」
ブツッ
その言葉を最後にモニターは無くなった
ーー…
ル「おいおれの懸賞金4億だって!!!いつ上がったんだ〜〜?」
ナ「それ所じゃないでしょ!!」
『王に導く…糧…?なんの事でしょう…』
サ「レンちゃんの事といい…明らかにケンカ売られてんなァ」
ジンベエ「戦争でお前さん一気に有名になった……
3億を超えたらそうそう上がるもんじゃないんじゃがのう」
ル「ーーでもまァ売られたケンカは買うだけだ!!それにあいつ!レンを利用しようとしてんだろっ!許さねェ…!!」
ジンベエ「おい待てルフィ君!!」
しらほし「お父様が………メガロ!!!助けに行かなきゃ!!」
しらほしがそう言うとメガロは竜宮城まで行こうとするが、ジンベエに止められてしまう
ジンベエ「待ちなさい!!しらほし姫!!止まれメガロ!!!」
『そうですよっ!しらほし!貴方1人が今行ってもお父様をお助けできますか?』
しらほし「レンお姉様っ!ジンベエ親分様……でも!!」
ジンベエ「ルフィ君もしらほし姫も…二人共ちょっと待て……!!」
ハチ「ニュ〜〜しらほし姫、おれも行かねェ方がいいと思う…
しらほし姫が今行っても狙われて終わりだ…!
……ホーディが今のリュウグウ王国で最も恐れてるのはレン姫の"才能"だ
この先あいつがどれだけ理想的な魚人島を作っても
《海王類》を操り、攻めて来られたらひとたまりもねェ…………!!!
国王はその攻撃の盾にする為の"人質"だ……!!
ニュ〜〜…ホーディはレン姫自身を捕まえその力を利用しようとは思ってねェ
さっきのモニターではあんな事を言ってたが…あれは単なる脅しの一種に過ぎねェ
ホーディはレン姫のその力の存在自体を恐れてる!
ーーだから姫の命を狙えるデッケンと手を組んだ………!!
厄介なものは全部消すのがホーディだ……!!」