瑠璃姫は人魚姫
□act.18
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『ん…ふぅ、んんんっ〜〜(ルフィ、皆様も何処に…!)』
シーザー「シュロロロロ、暴れるなレン。感動の再会じゃないか
それにしてもお前用にそのガスを用意しておいて正解だった」
レンが眠りから覚めたと思ったら目の前にシーザーやモネ、ヴェルゴがいる事に動揺した隙にの口元にガスの塊の様なヘドロ状の物体を付けられ、只今身動きだけならず喋ることも彼によって封じられていた
モネ「それにしても、本当に懐かしいわね。"ジョーカー"も貴女の帰りを今か、今かと待ち望んでいるわ。
その証拠にクイーンの席も残してある…。私達も早くレンに戻ってきてもらいたいと思ってるのよ」
妖艶な笑みではなく、本当に優しく微笑むモネに少し落ち着きを取り戻したレンはモネに向かって小さく笑い返した
ヴェルゴ「シーザー、そのレンの口についているヘドロの様なものは外してもいいんじゃないか?久しぶだ、声も聴きたい。」
シーザー「ああ。ただ効果を試しただけだ。直ぐ外すつもりだったから心配するな」
そうして口元のヘドロ状の物を取って貰ったレンは1番最初に思い浮かんだ事を口にした。
『シーザー様、モネ様、ヴェルゴ様、お久しぶりです…。あ、の…ルフィ達は…』
研究所内をオロオロと見渡すレンは眉を八の字にして今にも泣き出しそうな表情で言葉を繋いだ