クロスシリーズ

□生者の墓標、死者の街
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【あとがき】



拝啓、ここまでお付き合い下さった皆様方。
この度は当作品、「生者の墓標、死者の街」を最後までご覧頂きまして、誠にありがとうございます。
読了時間はおよそ7時間半、自己最長記録の41話。
途中、何やら5年以上前の戦隊ネタが出てきたり、劇場版へのオマージュらしき物盛り込みすぎたり、時事ネタに合わせた逃げをぶちかましたりと、色々問題もありましたが……
終わり良ければ全て良し!
……いや、その終わりも良くないって噂も……気にしない! (反省の色皆無)
さて、今作の小ネタですが……
今回、その22、24、26で、今回出ていない平成ライダーシリーズ(ディケイド以降除く)から1人ずつ登場、ひとことずつ喋ってもらいました。
まずはその22、ちょび髭警官は「アギト」より尾室隆弘。
次にその24、サムズアップの医者は「クウガ」より椿秀一&そしてその鍛えてる助手は「響鬼」より安達明日夢。
最後にその26、マル・ダ・ムールでコーヒー飲んでた女子高生は「カブト」より天道樹花。
彼らが何気なくとうじょうしておりました。
気付いていて頂けましたでしょうか?

さて……この場を借りて没ネタ集を。

・剣崎の高速移動対応
実は……「MACH」がなかった場合、「スペードの10」である「TIME」のカードを使用。時間を止めて相手を発見、胴体部分に剣を当てた状態で時
間を動かす。
すると敵は勝手に斬られてくれる……そんな卑怯技を考えていました。
ビバ時間停止! 最強だ!

・アークオルフェノクのラウズカード、炎上
封印するのは剣崎ではなく青器 (ドラゴンアンデッド)で、持って帰って少年 (次回に名前登場) に燃やさせるってのが、当初の予定でした。
灰皿の上で青い炎を上げて燃えていくアークオルフェノク。
「憐れね……」と冷たい瞳で見下しながら燃え落ちる様をみる青器。

・パラダイス・ロストの世界、本当の最後
乾と真理を迎え、啓太郎がにっこり笑ったシーンで終わってますが……
本当は、倒れたギガノイド「無題」の側に野村が立ち尽くす、と言うシーンを予定していました。勿論、ギガノイドは原形残して倒れた上で。
そして掠れた声で野村博士は……
「これさえあれば、ワシは帰れる。そして、憎きボウケンジャー共を倒すのだ……」
とか言いつつ、スクイッドオルフェノクに似たシルエットを持つ異形……ゴードム文明が大神官、ガジャに変化。高笑いを上げながらギガノイド「無題」にゴードムエンジンを与えて世界から去ってしまう。
それを止めようとした乾と啓太郎は、巻き込まれてスーパー戦隊(「女帝」)の世界へ。ゴーオンジャーに烈鷹と間違われ……
……これは、演者が同じって事で考えていたネタです。ただし、スーパー戦隊にまで割ける余力がなかったのでカットしました。
今思えば、やらなくて良かったと心の底から思っています。

無理、絶対無理。ヒーローの卑怯技や。これ以上混乱を招くようなマネ……無理だから。
自分が混乱するから。
そもそも最後、その話のオチ考えてないでしょ!

それでは、次回作……デンライナー編こと「味方も敵もてんこ盛り編」、ゼロライナー編こと「3人の鍬形編」のどちらかでお会い致しましょう。
多分、更新は「3人の鍬形編」の方が先に来ると思います。
……って、「ドライ」も終わってないのに何やってんの、僕!
最後になりましたが、当作品にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
お会いできる機会があれば、また、いつかどこかで

西暦2009年8月7日 辰巳結愛 敬具





と言うのが連載当初のあとがきでした。
この後、「オールライダー対大ショッカー」に続くと言う時間の流れが出来ているのですが……ディケイドメンバーに関しては時間軸がややこしいのでまた後日。
と言うか、「明瞭」も「英雄」も終わりません。
何てこった。圧縮作業がもうすぐ終わる。

愚か者ではありますが、今後もお付き合い頂けましたら幸いです。

西暦2013年4月17日 辰巳結愛





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