歌詞小説

平古場凛。
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※この話は、「加藤ミリヤ様のLast Love」を題材としており、
あくまで個人のイメージとして書かせていただいております。

―一緒に過ごしてきた。
 今は思い出の中に独りきりで。
 君が、この部屋に浮かんでは消える。
 会いたい、会えない、切なくて。―

青い空に白い雲、せみの声。
真夏の空の下。

「カナサンドー、咲…///」
「私も…だよ///」

―愛を誓った夏の日。
 握り締める手温かくて。
 強く私抱きしめた。―

「ぜってー、離さんやー!!」

―愛しくて壊れそうなほど。
 離さないでと願った。―

「死ぬまで、ワンとヤーは一緒だろ?」

―「ずっと一緒だ」って言ったのに。
 ドウシテ、君はドコ。―

「凛…?」

どんなに君を呼んでみても、声はもう聞こえない。

「ドコ…?」

どんなに君を探してみても、姿はもう見えない。

―もう、君はいないの?
 もう海に行けないの?
 ずっと一緒にいたかった。―

「会いたいよ…凛。声だけでも、聞きたいよ…。」

―二度と会えないの?
 電話もくれないの?
 永遠に愛してる。―


「きっと、探し出すからね…。」


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