フォルダ1

□彼と彼女の。
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「がくぽ」

「はいはい」

「お手」

「すると思ったら大間違いだぞ」

「してくれないんですか?」

「……その上目遣いはどこで覚えてきたの?」

「マスターです。こうすると、がくぽは大抵のことはきいてくれると教わりました」

「後でマスターを誉めて叱って誉めてくる」

「どっちなんですか」

「どっちも。つーか、何でお手?」

「がくぽは犬っぽいので」

「こら」

「あ、どちらかと言えば狼さんですが」

「あ、狼には“さん”を付けるんだね……。人狼狂詩曲の影響じゃないか?」

「そうかもしれませんね。似合ってましたよ」

「ありがとう。アレ、俺じゃないけどな。でも、ルカは狼と言うより、猫だな」

「狼、似合ってなかったですか?」

「いやいや、似合ってたよ。おかげでマスター、しばらく俺達に獣耳着けさせてたじゃん」

「髪を洗う時不便でしたね。でもかわいかったですよ」

「ルカがな。すげーかわいかった。食べたかった。ので食べた」

「Shut it!!」

「ルカさんルカさん、そんな乱雑な口使っちゃダメよー。塞いじゃうぞ」

「誰のせいですか。そして、させませんよ変態」

「という名の紳士ですね分かります」

「I want to club GAKUPO to death.I always find it hard to understand his thought」

「何て言ったかは分からないが、おそらく俺への文句なんだろうな」

「よく分かりましたね」

「愛故のテレパシーだよ」

「うわ気持ち悪いです」



以下エンドレス。





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