長いベル世界
□ミーはこれから任務なので、
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ガチャリ
「ここがミーの部屋ですー」
そう言って招かれ中に入る
あ、ここ最初に私が寝てた部屋
フランくんの部屋だったんだ
「へぇ…」
「ミーが面倒見ってことはきっとミーの部屋がめいの部屋になると思うんでー」
それって……同居…？！
え、本当に？
いやいやいや、無理！！
……た、確かに
部屋を見渡す限り、リビングにキッチンと風呂場にトイレに寝室まであるみたいだけど…
全部繋がっていてどの部屋も丸見え
しいて言うならば風呂場とトイレだけは孤立してるけど、
「あんまりキョロキョロしないでください、見られるの嫌いなんでー」
「あ、…ごめんなさい」
つい。
初めての場所だからキョロキョロしちゃった……。
てか、さっき何気に私のことめいって呼び捨てだった？
チラリとフランくんを見れば
「何ですかー？部屋の次はミーですかー」
「あ、いや……」
別に。
「私のこと呼び捨てで呼ぶんだって思っちゃっただけ」
あ……少し生意気な発言だったかもしんない
まっいーや。
「だってめいってミーより弱そーだし、ミーより下っ端ですしー、ミーより後にきたs「分かりました！！」
いっちいち、ムカつくなー。
はいはい。
弱そうで悪かったわね、
下っ端で悪かったわね、
後から来て悪かったわね！！
しかも何気に私の名前を呼び捨てに呼ぶのをいかにも強調させて、
「……なんかムカつくっ」
「後輩なんですからー口答えしないでくださいよー」
カチンッ
本当偉そうな奴！！！
「私敬語なんて使わないから！どうせ、同い年くらいっぽいし！」
「……フラン先輩って呼ばないと返事しないですからー」
カチンッ
何こいつ？！
本当いちいち私のムカつくポイントを丁寧に押してくる！
「絶対フラン先輩だ、なんて呼びません」
私が嫌味たらしくそう言えば、フランは無反応でリビングにあるソファにボフッと座った
無反応は無反応のまたムカつく