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ここは地獄。
そして私はここの阿鼻地獄という部署で働いている鬼女です。どうぞよしなに。
ちなみに地獄の制度についての説明は省かせて頂きます。
もしどうしても知りたいという勉強熱心な方は、鬼灯の冷徹の漫画を買うか、他の夢小サイトに行くか、それか皆が大好きwikipediaで調べて下さい。
鬼灯の冷徹をよく知らないから、夢小説で試し読みをしたいという理由でこのサイトに辿り着いた方、大変申し訳ありませんがこのサイトはあまり参考にならないと思います。
他の素敵サイト様をお頼りになさった方が賢明かと思われます。
「一応原作沿えなんですけどね」
「ヒロインの立ち位置のくせに読者を減らすような発言はしないで頂けませんか。」
「あ、鬼灯様」
皆様、こちらが鬼灯の冷徹の主人公である鬼灯様です。閻魔大王第一補佐官をしている、何でも出来る凄い鬼です。鬼の中の鬼です。
そして、この鬼だけには決して逆らってはいけません。口答えしようものなら彼愛用の金棒が容赦無く振り落とされますので注意してください。
「ちょっと、私の好感度を下げるようなこと言わないで下さい。」
「何を言ってるんですか、上がりまくりですよ。今、鬼灯様のファンが三人程増えましたよ」
世の中は真に不思議な方が大勢いらっしゃいますからね。
さて、そろそろプロローグは終いに致しましょう。
次の回から私の地獄ライフwith鬼灯様をお楽しみ下さい。
「………。」
「………。」
「鬼灯様」
「何です?」
「…始まりはこんな感じで良いですかね」
「これで読者が減ったら貴女の責任ですからね。減った分、減給しますよ」
「こんな感じで鬼灯様はドSです」
「こら」