thank-you !
以下拍手文
※名前変換なし
※ちっさい鬼灯様をただ育てるだけ
「………」
これは、どうしたものか。
「………」
雨がしとしとと降るなか、道の脇にぽつんと置かれたダンボール。
「………」
そしてその中にいる小さな男の子。
「………」
――捨て子か。
――うわ、初めて見た。
――あんなふうに捨てるなんて。
道行く人々は、そんな言葉を漏らしながら、その男の子の前を通りすぎていく。
その瞳には、それぞれに男の子に対する哀れみを浮かべているが、結局は他人事らしい。
それもそうか、なんて私も彼らの仲間入りをする。
丁度、男の子の前を通過するとき、ふと彼と目があった。
視線を逸らして冷たい人を装えばいいのに、つい足を止めてしまった。
「………」
「………」
余計な面倒事は引き受けない。
それが私のポリシーだ。
止めてしまった足を再び動かす。
「ほら、おいで」
右手には傘を、左手には男の子の手を持って。
取り敢えず、保護。
ちっさい鬼灯様を育てようぜぐへへ!っていう話。
衝動に身を任せて書き始めたから、前回みたいに中途半端で終わる、かも。
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