Long

□旅の途中には…
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…久々にスカイロフトに帰ってきたな…みんな、元気かな…


セ「……!リンク?リンクじゃないか!」

リ「…あぁ、セバスン…」

セ「わぁ!ひさしぶりだね!元気?…なんか…また、たくましくなったねー…」

リ「そうか?まぁ…色んな奴等と戦ってきたからなぁー…」

セ「…そっかぁ」


そう。色んな敵と戦った。
……無駄に嫌な思い出が出来て物凄く嫌だ。


セ「…どうしたの?顔色悪いよ?……僕の部屋で良かったら休む?とりあえずお水どうぞ騎士団さん!」

リ「あ…あー…ははっ。なんだそりゃ見習いだよ。まぁ有り難く貰っとく。大丈夫。自室で休むよ。」

セ「そう?あ、じゃあ付き添うよ!」

リ「…サンキュー…」


ニコニコと笑うこいつの親切心を無にするわけにはいかないから、とりあえず共に俺の部屋へ向かう。…っつーか一人にして欲しいんだが…気付けよ…
それより…あの水どこのだ?
変わった味がする気が…

さて。セバスンには悪いが帰ってもらうか。着替えたいし。


リ「あー…もう大丈夫だから」

セ「………」

リ「…?…着替えるんだけど…?」


とりあえず一番上に着ていた緑の衣を脱いで、上はクリーム色の長袖だけにして楽になる。
ちょっ…なんでずっと見てんだよ


セ「…ねぇ、リンク?」

リ「な…なんだよ?」


顔近いっつうの!なんだよ!

急に近付いてきたセバスンに若干びびった俺は、少しだけ後ずさる。


セ「…この首元の痕はなに?」

リ「……え!?」


痕!?も…もしかして…


俺は神殿(天望の神殿)でゼルダを探しているときに今まで会ってきた中で一番強いやつと出会った。なんか口調がカマっぽかったけど…
そいつに俺は、襲われて、
…違う意味でも襲われた。
今思い出すだけでも吐き気がする。特にヤった訳じゃないが色んな所を触られたし、見られた。
あり得ない…何が楽しいんだ!
強かったから逃げ出せなかったのが悔しい。なんで…あんな……


セ「…へー…リンクってそんな趣味あったの?」

リ「な…ど…どんな趣味だよ」

セ「…んー…受け側か、それとも…同性愛とか?」

リ「なっ!!?//」


ニヤニヤと笑いながら俺の本心を探るセバスン。
女?男?と聞いてくる。仕舞いには男でしょ!リンクは男女問わずモテそうだもんね!とか言い出す。これは襲われただけだって!
あまりにも衝撃的な物言いでことを問われたので言葉が声にならず黙ってしまう。


セ「…あれ?図星?」

リ「…ち…違うっ!!」

セ「もう…やだなぁむきにならないでよ。」

リ「…はぁ!?ちょっ…なにす…っ…」

セ「男なんでしょ?じゃあアリだね。」


そう言いながら俺をベットへと押し倒した。
な…なに考えてんだ!?


セ「何があったか詳しくは知らないけどボクが消毒してあげるよ」

しょ…消毒って!!


リ「…お前……そんなキャラじゃなかっただろ!ま…前は弱虫でヘタレだったくせに!」

セ「ひどいなぁリンクまでそんな風に思ってたのかー」

リ「―ッ!離せっ!!」


目一杯力を入れ、セバスンの腕を振りほどく……ことが出来なかった。……え?


リ「…は…なせっ…」


むしろ力が更にきつく…
つうか、力が出ない…


セ「あぁ、言ってなかったねボクも少しだけ筋トレ始めたんだ。おかけで少し強くなったよ」

リ「だ…だからってこんな強く!?」

セ「あーごめんね?ちょーっとだけさっきあげたお水におクスリ混ぜてあったんだ」


君の力はいつもの半分も出ないだろうね。とクスクス笑うこいつは器用に話しながら俺の服を捲し上げる。
…体にはいくつかの痕が残されているのに…見ないで欲しい…
何故か込み上げる恥ずかしさに顔を背ける。そんな俺の反応を見て楽しそうにしている。


セ「…わぁ…大変。消毒が楽しみだね!…随分可愛がってもらったみたいだけど…」

リ「て…抵抗したけど相手が強すぎて無理だったんだよっ!!」

セ「へぇー…」


俺の体をしばらく眺めたあと、信じられない行動を起こした。


リ「…っあ…や…やめ」

セ「あれ?感じちゃってる?」

リ「…ちがっ…ん…いてぇ」


見事にアイツに付けられた痕に合わせて痕を付けるセバスン。
それに従い俺は反応してしまう。自然な現象なんだから仕方ねぇだろっ!!いい加減止めてくれ!


セ「…いい反応してるね」

リ「…―ッ!ぅあ…見んな」


こいつの視線の先は俺の中心。
だ…誰かこいつを止めてくれ!


俺の心の叫びも虚しく、こいつは動きを止めようとはしない。

…っ……じれったい……

頭の隅でそんな風に考えていた。なんでそんな……
原因はわかっていた。
ギラヒムと名乗るアイツによる執拗なまでの強姦。旅の中で慣れてしまっていたのかも知れない俺の体は強い刺激を求めてしまっている。
……だけどそんなこと言えない。第一、求めていると認めることになってしまうのが嫌だった。
こいつ遠慮して弱そうだな…
っあーじれったい。

俺がそんなことを考えている間にもことを進めていたようで遂にスパッツに手がかけられた。


セ「あれ?もう抵抗しない感じ?まぁその方が有り難いけど」

リ「は?…っ…//」


言われて気付いた、考え事をしていたせいもあるが見事に動きが止まってしまっていた。まさかの事態に思考も停止。


セ「…ふーん…体は正直だね」

リ「なっ…」

セ「ねぇ…口でも正直に言えば楽になれるよ?」

リ「…だ…誰がっ!」

セ「…だって…じれったいんでしょ?」

リ「!!」

セ「…さっきから足を動かしてるのがその証拠。」

リ「え…う…嘘だ」

セ「…ねぇ…リンク…?本当はもっと激しくして欲しいんでしょ?大丈夫。誰にも言わないから」


言われてたまるか!!
…刺激を求めているのが行動に出てたなんて絶対嘘だ……
俺は………
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