カゲプロ小説
□妄想ワールド
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う〜ん……あの二人、絶対何かあるわ。
……私は如月モモ。メカクシ団っていうのに入って、やっと慣れ始めたとこ。
で、あの二人とはまさに、団長とカノの事なのである！
私は入って少し経ったとき気付いたの。あの二人は何か他の人には入り込めないような関係だって。
――でどうしようかな〜って迷っていたのだ。
マリーちゃんにも協力してもらおうかな〜と思ったら居ないし！仕方ない、私がなんとかしますか！
「だ〜んちょっ！」
「おわっ！？なんだ、キサラギか」
「なんだってなんなの！？傷付くじゃん！」
「すまない……」
「ちょっとキサラギちゃん。今僕がキドと遊んでたんだから入ってこないでね」
「遊んでたって幼稚か……」
「いいじゃない！私一人なんてつまんないもの！」
「ていうかマリーは……？」
「あ、そういやさっきどっか行ってるの見かけたよー！」
「そう……なんだー……」
さぁーってと、中に入り込んだのはいいとして、正直カノは邪魔なのよねー……ほんっと言っちゃ悪いけど。
まずカノをどうにかしなくちゃ……マリーちゃんだったら……ろくなこと思い付かないだろうな……。
と、とりあえず置いといてどうしようか……。
「――キサラギ？熱でもあるのか？」
「っってズルいよ！キサラギちゃん！！」
……は？
「熱はない……みたいだな」
って！でこに手を置いてたんかい！そらカノもそうやって言うだろうなぁー……。
「キサラギどうした。初期のことを思い出したか？」
「しょ、初期って出会ったときのこと！？何かあったっけ？」
「いや知らんけど……」
「ていうか僕も混ぜてよ！一人だけ置いてくなんて酷いよ！！」
「カノ、ゴメン……」
「カノすまないな……」
「まあわかればいいさ。あと何かお腹すいたからそこらへんで何か買ってくる」
よっしゃあ！！！(明らかにカノには失礼だよねー……)
「あ、俺はハーゲンダッツを頼む」
「お前もか！！キサラギちゃんはなんかある？」
「えっ？！じゃ、じゃあ板チョコを……」
「めいじのでいい？」
「もちろん！だってめいじ派だもん！」
「まあそう来るとは思ってたけどね〜。じゃあいってきまーす」