何度でもキミを。
□2. 再会
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久しぶりすぎる懐かしい部屋。
昔はここで家族みんな仲良く暮らしていた。
だけど 今は自分ひとり。
嗚呼、なんでこうなってしまったんだろう。
第2話 再会
日向は下まつ毛の少年と別れて
自分の部屋室に向かった。
日向の家は606号室。
久しぶりの自分の家。
鍵を手にし玄関を開けた。
昔と変わっていなかった。
変わったといえば、ほこりが積もっている。
『あー、これは掃除が大変そうだな…。』
掃除する前に隣の人とかにあいさつしに行こうかなー。
ちゃんと手土産?っていうのかな、買ってきたし。
『よし、隣のひとに挨拶しに行こう。お掃除はまたあとでしよーっと。』
もう引っ越しちゃったかな。
元気にしてるかな。
『とりあえず、行ってみよう』
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