何度でもキミを。
□3. 転入
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『失礼しまーす。』
私は職員室に入り
近くにいるお姉さん?
いや、先生に中馬先生はどこにいるか聞いた。
「えっとね、いま呼んできてあげるわね!」
『ありがとうございます。』
そうお礼を言うと
その先生は立ち上がり
「中馬せんせーい!可愛らしい子が訪ねてきてますよー」
「んあ?誰だよ...。ったく、めんどくせーな。」
めんどくさいって...
あなた教師ですよね!?
『あ、あの、今日転校してきた永瀬 日向です。』
「ああ、転校生ね。じゃあ俺についてこい。もうすぐ時間だしな。」
『ああ、はい...。』
「お前のクラスは2-C組だ。変なのがいるが気にしないでくれ。」
『はぁ...。って、え!?』
変なのってなに!?
なんかすごく不安になってきたんだけど...。
しばらく歩いていると
2-Cと書かれている教室が見えてきた。
「ほら、お前さんのクラスはここだ。俺が呼ぶまでちょっとここで待っててくれ。」
『はい、わかりました』
そういって
中馬先生は中にはいっていった。
なんて自己紹介しよう...。
そう悩んでいると中から入れー。と呼ばれた。
私は少しの不安と期待?を胸に
2-C組のドアを開け、中へ入った。
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