二冊目:想い
詩的なものとかつぶやきとかです
とくに意味はないです
◆no title
全員好きだよ
だから好きにならないでほしいんだ
僕は皆とずっと一緒にいたいから
だから
だから
好きにならないで
それで
嫌いにならないで
そして
ずっと一緒に
皆でいて
僕を必要としないで
皆が笑って
僕は
消えるから
ね
2012/10/23(Tue) 04:43
◆no title
少しづつ
少しづつ自覚していく
だけど
そのたびに自分で首を振るんだ
ない、絶対にない
だって僕は
君に似合わないからね
僕は自分の想いを自分で拒否する
じゃないと平静を保てないよ
2012/10/04(Thu) 01:04
◆no title
期待の怖さを知っている
期待した後に裏切られる痛さを知っている
だからもう期待なんてしたくないんだ
だけどいつもどこか心の隅で思ってしまうんだ
こうなってくれないかな
こうなるのかな
こうしてくれるのかな
そんな淡い期待抱いて
顔には出さないでわくわくなんてして心を揺らして
結局期待通りにはならなくて
だけど僕の勝手な期待だから皆は悪くないんだ
だから僕が悪い
だから
期待なんかするほうが悪い
気体なんかもう
したくない
期待するのなんて嫌いだよ
そうやってまた
期待させてくれる君を期待して待っている
またね
2012/09/23(Sun) 16:14
◆no title
たくさん伝えたい言葉があるけれど
そのすべてを吐き出したら
君にはいくつの言葉が突き刺さるのかな
君を傷つけないように君を守れるように
君が悲しまないように
僕はそっと両手で口を隠した
2012/09/23(Sun) 16:11
◆no title
君の背中を見て
指で鍵穴を書いた
僕は手のひらに鍵を書いて
口の中に入れて飲み込んだ
どうか
ずっと開きませんように
この扉
溢れないように
もれないように
ずっと
2012/09/21(Fri) 05:15
◆no title
囲まれた世界で
こつこつとがんばって
少ない住民にあなたは最高だと褒められる
一歩外ではそれが底辺だとは知らず
その囲まれた世界では一番上だった
2012/09/19(Wed) 01:47
◆no title
ぐるぐる回って
階段上って
降りて回って
たどり着かなくて
座り込んで
遠回りして
君のそばに行きたくて
まだまだ遠くて
飛び降りて
だけどまだ遠くて
走っても追いつかなくて
転がって落ちて回って
まだまだ遠いようです
あともう少しだけ
あともう少しだけ
手が伸ばせたら
2012/09/18(Tue) 03:18
◆no title
君のその言葉が
だいすき
君の言葉がつきささっても
愛さえも感じるから
君のそれは温かさをくれるから
僕は目を開けて
耳をふさいでいた手を
君に伸ばした
2012/09/14(Fri) 23:39
◆no title
幸せが怖いと思うのはおかしいかな
幸せな時間が不安なのはおかしいかな
幸せで嬉しければ嬉しい程に
不安が大きく
壊れる音が
迫る恐怖が
ずっと後ろにいるんだずっと
いつでもあの時も今もそこにいるから
僕は後ろを見てしまう
2012/09/14(Fri) 20:41
◆no title
鋭利な言葉が突然刺さる
君を刺して突き裂いて
僕の言葉がふとした瞬間君を殺す
君の言葉が突然僕を殺す
絞り出した言葉は君を刺した
投げた言葉は君を殴った
言葉が僕らを傷つける
だから僕らは耳をふさいで
相手の言葉に笑うだけになった
僕らは誰の言葉も聞かない
殺されないように
僕らは笑って耳を塞いだ
2012/09/14(Fri) 12:37
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