Title
□3日坊主で5のお題
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@毎日欠かさず日記を付ける!
『啓司ー聞いて聞いて!』
「なに」
『私ね、日記をつけることにしたの!毎日だよ?』
「ふーん。それで?」
『なにさーその興味なさそうな反応はぁ』
「だってどうせ続かないだろ?」
彼女のりこは思い立つと行動は早い
テレビでダイエットの特集なんてしてたら食いつく食いつく
でも続かないんだよな〜
いつも3日坊主(笑)
『ちっちっちっ甘いね〜啓司さん、今回は見くびってもらっちゃあ困るね』
自信満々に俺を見て
ちょっと待っててと
どこかへ行って数秒で
走って戻ってきたりこ
『じゃーん!可愛いでしょ?』
といって前に出されたノート
ピンク色でなんとも可愛らしいノート
「買ったの?」
『うん。もー可愛くて一目惚れだよ!こんな可愛いノートなら毎日日記書くのも楽しくなっちゃうでしょ』
「ま、続くといいな」
1週間後
リビングのテーブルに置きっぱなしの日記
りこは買い物でいない
「ちょっとならいっか」
見ないでよ!と言われていたが、こうゆうのって気になるじゃん?
1日目
初日記
今日から毎日頑張るぞー
「えっ!?初日これだけかよ?笑」
2日目
今日は啓司がハンバーグ作ってくれました。
私が作るっていったのに
死にたくないからいい。とか言われてちょっとショックだったけどやっぱり啓司のご飯は美味しい!私も料理教室通おうかな…。
3日目
今日は疲れたー
上司に怒られるし、
仕事は残業だし、
ついてないよー
啓司が
続きがない…
啓司が何だよ
気になるし
てかこれ、涙のあと?
3日目のページには涙のような染みがあった
最近忙しいし、寂しい思いさせてんのかな…
次のページをめくると白紙
見事に3日坊主
いや、2日半だな(笑)
『ただいまー
あっ!もー勝手に見ないでよー』
「やっぱ続かないじゃん」
『違うよーちょっとお休みしてただけですぅ』
「なぁ、啓司がの続き何?気になるんだけど?」
『何だっけ?睡魔に負けて寝ちゃったから覚えてないや(笑)』
涙の後じゃなくて
よだれだったようだ(笑)
心配して損したわ!