Title
□心に刺さる彼のセリフ
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恋をする彼の言葉
となりで聞いている私
1.俺はいるよ、好きな奴
『啓ちゃーん！おはよー』
「おいっ、朝からその大声でその呼び方やめろっていってんだろ？」
これは朝学校へ行く前の習慣
私と啓司は生まれた日も病院も一緒
家もお隣さんで家族ぐるみのお付き合い
生まれた時からずっと一緒だった
小さい頃
大人になったら結婚をする約束もした
こんなに共通点があるのはなんか運命すら感じてしまう
私は昔から啓司が大好きだった
それは今も変わらない
「お前さ、好きな人とかいないわけ？」
『な、なな…なんじゃそれ？』
「喋り方おかしい」
そりゃあんた、動揺するさ
好きな人に好きな人いるのか？って聞かれてるんだからさ。
『そ、そうゆう啓司はどうなのさ』
俺はいるよ、好きな奴